中古一戸建て住宅のインスペクションを受けました。
インスペクションとは検査・視察・査察という意味で、中古住宅に不具合は無いか欠陥は無いかを調べる事です。
住宅保証機構という第３者機関に調査してもらいました。
兵庫県宅地建物取引業協会が新しく取り組む調査で、これが兵庫県第一号の調査だそうです。
↑外観にヒビや不具合が無いか望遠鏡でチェック
↑基礎にちゃんと配筋されているか専用機器でチェック
コンクリートの基礎の中に、２０ｃｍごとに鉄筋の骨組みが入っているそうです。
↑床下をチェック
基礎や床下の木部に不具合が無いかの調査です。
↑床下の基礎も配筋をチェックします
↑大きなビーダマ（？）で床の傾きをチェック
↑２つのビーダマが同じ方向に同様の速さで動くと精密な傾きの検査をするそうです
今回はこの簡易調査で問題なしでした。
↑雨漏りや傾きのチェック
↑屋根裏のチェック
雨もりや建物の不具合をチェックします。
↑屋根のチェック
雨漏れや屋根材に異常が無いかの調査です。
↑チェック表１／３（クリックすると大きくなります）
↑チェック表２／３（クリックすると大きくなります）
↑チェック表３／３（クリックすると大きくなります）
事務所に戻ってちゃんと整理された内容の結果書類を送ってくれるそうです。
今回は合格でしたが４点指摘をされました。
１．外壁に１ヶ所クラック有り
→重大な不具合ではなく、コーキングなどをすればよい。
２．外壁にクーラーの配管を停めていたネジ跡があり
→再度エアコンを取り付ける際にこの穴を使うか、使わないのであればコーキングなどで埋めるほうが良い。
３．フローリング床の一部で「床鳴り」がする。
→欠陥ではなく接着部分の浮きとの事です。
４．出窓２ヶ所の窓枠に接する木部の一部に雨じみ。
→雨漏れではなく結露によるもので、構造上やむをえない範囲との事。
売る方も買う方も、これからの中古住宅はインスペクションが当たり前に普及すると思います。
↓住宅保証機構のホームページ
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